研究成果と提言
2020.08.25ダイバーシティ経営
ダイバーシティ経営に適合的な人事管理システムのあり方に関する提言(2020)
労働市場や市場環境の構造変化に対応するために、多様な人材の活用、すなわちダイバーシティ経営を目指す企業が増えきている。 しかし、ダイバーシティ経営を目指している企業のうち,それを経営成果に結びつけることができているものはまだ多くない。 企業が多様な人材を受け入れるだけでなく、多様な人材がその能力を発揮し、それを経営成果に結実させるためには、 人事管理システムや職場風土を改革するという課題に取り組む必要がある。本提言は,人材の多様性を経営成果につなげるためには、 日本企業がこれまで人材活用の前提としてきた同質的な「人材像」の転換を図り、人事管理システムや職場風土の改革が必要であとの認識に立ってとりまとめたものである。