公開型成果報告会

2014.02.20成果報告会

2013年度 成果報告会

~ワーク・ライフ・バランス支援の課題:人材多様化時代における企業の対応~

多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。

5回目となる今回の成果報告会では、企業のワーク・ライフ・バランスの取り組みと仕事と介護の両立、女性の活躍の促進など新たな課題との相互関係や、効果的な取組などについて、最新の研究成果を報告するとともに、今後の課題や方向性を探りたいと考えております。
是非みなさまのご参加を賜りますよう、ご案内申し上げます。

  • 日時: 2014年2月20日(木)13時00分~17時30分 (受付開始時間は12時)
  • 会場: 東京大学本郷キャンパス 伊藤国際学術研究センター
  • 定員:400人
  • 主催:東京大学社会科学研究所「ワーク・ライフ・バランス推進研究プロジェクト」

  配布資料はこちら


■プログラム

13:00~15:30
第Ⅰ部: 参加型分科会
・分科会A 女性の活躍推進の課題:両立支援と活躍推進の連携を図る
概要
女性の管理職登用は、その意義を理解して適切な方策を検討しなけ れば単なる数合わせで終わってしまいます。 女性の活躍を進める上では、女性の就業継続を促すとともに仕事を通じて経験を積む育成プロセスが極めて重要であり、それにより女性の意欲が喚起され、女性の組織貢献が期待されます。 女性の活躍推進を進める企業の取組や職場のあり方について、事例報告、ディス カッションを通じて考えます。
(事例報告)丸紅株式会社、東京海上日動火災保険株式会社、日産自動車株式会社
担当
武石恵美子(法政大学キャリアデザイン学部教授)
松浦民恵(ニッセイ基礎研究所 生活研究部門 主任研究員)
2013年度 成果報告会 分科会A2013年度 成果報告会分科会A2013年度 成果報告会分科会A
分科会A
 
・分科会B<Future Session>人事担当者とケアマネで創る「仕事と介護」の未来 
概要
従業員の仕事と介護の両立支援のキーパーソンである企業の人事担当者と介護サービスのプランをつくるケアマネジャーの両者が1つのテーブルにつき、「Future Session 」という新しい問題解決の手法を用いて、互いの役割・何ができるのか、またそれぞれの現場で起きていることなどの知見を持ち寄りながら「仕事と介護の両立の未来」を考えます。
担当
矢島洋子(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 主任研究員)
(運営協力)三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
2013年度 成果報告会分科会B2013年度 成果報告会分科会B2013年度 成果報告会分科会B
分科会B
 
・分科会C WLB実現のための働き方改革:社内事例づくりから、全社展開への流れ
概要
職場の様々な問題の根底にある残業の削減に向けた取組を一過性のものとせず、 従業員が「自発的に、自チームの残業原因を発見し削減する手法を模索し、チーム単位で実行する」という、やらされ感のない仕組みづくりに成功している事例をもとに、 残業削減に取り組む具体的スケジュールと手法を話し合います。
(事例報告:株式会社ジェイティビー、川崎汽船株式会社、パシフィックコンサルタンツ株式会社)
担当
小室淑恵(株式会社 ワーク・ライフバランス代表取締役社長)
大塚万紀子(株式会社 ワーク・ライフバランス)
2013年度 成果報告会分科会C2013年度 成果報告会分科会C2013年度 成果報告会分科会C
分科会C
 
・分科会D 多様な人材活用に資する企業のWLB推進に向けた自治体支援のあり方
概要
仕事と家庭等の両立だけに焦点を当てた支援から、女性、若者、高齢者、外国人、障害者等一人ひとりが、能力を発揮することで、活き活きと働く「全員参画」、すなわち、「ダイバシティ・マネジメント」を視野に入れ、自治体の果たすべき役割について、パネルディスカッションや事例発表等を通して、理解を深めながら考えていきます。  (事例発表:京都府、兵庫県(ひょうご仕事と生活センター)、埼玉県)
担当
山極清子(立教大学ビジネスデザイン研究科特任教授、㈱wiwiw 社長執行役員)
松原光代(株式会社 東レ経営研究所 主任研究員)
2013年度 成果報告会分科会D2013年度 成果報告会分科会D2013年度 成果報告会分科会D
分科会D
 
・分科会E ワーク•ライフ•バランス支援の基礎を学ぶ:なぜ企業として社員のWLBを支援する必要があるのか?
概要
ワーク・ライフ・バランスの誤った理解に基づく取組がみられますが、誤解を解消すると同時に、①人材活用において社員のWLBを企業として支援する必要性、 ②社員のWLBを実現するために必要な取り組み、③WLB支援と女性の活躍の場の拡大との関係、④仕事と介護の両立等新しい課題についても学びます。
担当
佐藤博樹 (東京大学大学院 情報学環 教授・社会科学研究所兼務)
朝井友紀子(東京大学大学社会科学研究所 助教)
2013年度 成果報告会 分科会E2013年度 成果報告会分科会E2013年度 成果報告会分科会E
分科会E
 
15:30~16:00休憩
16:00~17:30
第Ⅱ部: 全体会議
  • 来賓挨拶 /厚生労働省 課長 中井雅之
  • プロジェクトの紹介/佐藤博樹
  • 第Ⅰ部分科会報告/各分科会参加者代表
  • 短時間勤務制度利用者の円滑なキャリア形成に関する提言/佐藤博樹

2013年度 成果報告会第Ⅱ部2013年度 成果報告会第Ⅱ部