参加企業の取り組み

富士通株式会社

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参加企業

Abstract

富士通では、2008年にダイバーシティ推進のための部署を設置し、経営層のサポートの下、富士通グループのDE&Iを推進しています。推進にあたってはグローバル共通の重点5領域(ジェンダー/健康・障がい・アクセシビリティ/文化・民族/LGBTI+/世代間)を定め、KPIを設定しながら進捗を図っています。さらに2022年には、より誰もが一体感をもって自分らしく活躍でき、公平でインクルーシブな企業文化を目指すこととしました。

私たちのパーパスである「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていく」ことを実現するため、多様性を尊重した責任ある事業活動(レスポンシブルビジネス)に取り組みます。


■ WLB支援のためにどのような取り組みをされていますか?

当社が進める「Work Life Shift」では、「働く」ということだけでなく、「仕事」と「生活」をトータルにシフトし、Well-beingを実現するコンセプトのもと、テレワークの推進やコアタイムのないフレックス勤務の適用拡大、Borderless Office(オフィスのあり方の見直し)の推進など時間と場所にとらわれない柔軟な働き方に取り組んでいます。また2021年10月にはWork Life shiftの更なる進化として「Work Life Shift2.0」を発表し、時間や場所にとらわれない働き方を活かしたHybrid Workの実践や、WorkとLifeのシナジーを目指した各種施策を実行しています。



【企業文化醸成】

  ・DE&I Sessionの開催(社長・役員が参加する社員との対話セッション)

  ・アンコンシャスバイアスに関する動画コンテンツ提供



【出産・育児関連】

  ・育休・産休予定者、育児休職復職者、育児中社員の上司向けの各種セミナーの実施

  ・社内制度や両立のノウハウなどをまとめた社内サイトの構築

  ・ベビーシッター費用補助制度の整備や事業所内保育所の設置・運営



【介護関連】

  ・介護セミナーの開催

  ・富士通グループの介護サービス会社「株式会社ケアネット」と連携して「介護相談窓口」開設

  ・仕事と介護の両立ハンドブックの配布


■ 今後の目標

多様性を尊重した責任ある事業活動(レスポンシブルビジネス)に取り組みます。誰もが一体感をもって自分らしく活躍できる、公平でインクルーシブな企業文化を醸成します。個人のアイデンティティに関わらず、誰もが違いを認めあい、活躍できるようにします。私たちは、インクルーシブなデザインやイノベーションを通じて、社会により良いインパクトをもたらすよう努め、エンパワーし合うことで、持続可能な世界の実現を目指します。


担当者からの一言

DE&Iは責任ある事業活動を進める上での重要な取り組みであり、社内だけでなく社会にもポジティブな影響を及ぼすことが大切であると考えております。今回のプロジェクトへの参画を通じて、「ワーク・ライフ・バランス」「多様性」の推進に寄与したいと思います。