参加企業の取り組み
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Abstract
当社は企業理念「真に働く」の下、「人が中心の経営」を掲げ「人の成長」を経営の目的に据え、多様な人財が個性を発揮し、仕事を通じて成長することを基本的な価値観としています。
■ WLB支援のためにどのような取り組みをされていますか?
【D&I推進体制】
・ダイバーシティ&インクルージョン方針の制定
・代表取締役副社長を委員長、社外取締役をアドバイザーとするD&I推進委員会を設置
(昨年は同委員会から全従業員向けに意見募集を行い、結果を受けて推奨育休制度のトライアルを実施)
【意識・風土改革の取り組み】
・インクルージョン推進(研修等)
・アンコンシャス・バイアス認知の取り組み(全社員対象のeラーニング、外部有識者による講演会、対話型ワークショップ「アンコン対話」の開催など。これまでに役員をはじめ1500名超が参加)
【女性活躍推進のための取り組み】
・月経、更年期、妊娠、出産などへの理解浸透を目的とした健康応援セミナーの開催
・交流会の開催(Idemitsu Women’s Networkにて、分科会や技術系女性社員による意見交換会などを実施)
・女性社員のキャリア支援を目的とした社外メンター制度
【多様化推進】
・LGBTQ+に関する取り組み(同性パートナー制度の制定、従業員啓発、相談窓口設置など)
・シニア活躍支援(60~65歳の退職年齢選択制度など)
・外国籍・障がい者社員の活躍推進、キャリア採用の推進
【多様で柔軟な働き方の推進】
・育児との両立支援(男性育休の取得促進、配偶者出産休暇など各種休業・休暇制度の整備、育休中・復職後の社員や上司向けセミナー開催など)
・介護との両立支援(専門家による相談窓口設置など)
・柔軟な働き方の推進(フレックス、テレワーク、治療のための短時間勤務、配偶者海外勤務休職、ボランティア・自己啓発休暇・休職など各種制度整備、有給休暇取得推奨)
■ 今後の目標
【意識・風土改革】
・インクルージョン浸透(D&I意識向上の更なる取り組み)
・アンコンシャス・バイアス研修(講演会・ワークショップ)の継続・拡充
【女性活躍推進】
・女性採用比率の向上(2030年度50%以上)
・女性役職者比率の向上(2030年10%以上)
・社外メンター制度の拡充
【多様化推進】
・LGBTQ+に関する取り組みの継続・拡充
・シニア・外国籍・障がい者社員の活躍推進、キャリア採用の推進
【両立支援】
・男性社員の育児参画の推進(男性育児休業取得率の向上)
担当者からの一言
当社は、D&Iの推進を通じて、
① 異なる背景や知識・経験を持つ人が交流し化学反応を起こすことで、新たな価値を生み出す
② 既存の価値観に縛られることなく、継続的にイノベーションを生み出す組織に変容する
ことを目指し取り組んでいます。
カーボンニュートラル・循環型社会へと移行する世界において、2050年ビジョンである「変革をカタチに」の実現に向け、化石燃料事業主体からの事業ポートフォリオ転換に挑む当社にとって、人財の重要性はますます高まっています。 社員一人ひとりが多様な価値観・個性を発揮し、可能性を開いていくことができる職場風土の醸成に向けて、参加企業の皆様との意見や情報交換を通し、更に取組みを加速させたいと考えています。