参加企業の取り組み
カテゴリ
Abstract
今はない、答えを創る。
■ WLB支援のためにどのような取り組みをされていますか?
【両立支援のための各種制度の充実】
2005年(日本総合研究所当時)より、仕事と生活を両立する為の環境作りを目指し、社員の声を反映した制度の新設、改定に取組んできました。制度の正しい理解と、一人ひとりのワークライフバランスを実現できる職場環境づくりを目指した取組みを継続していきます。
(1)妊娠・出産・育児関連
育児休業(2歳まで、最初10営業日は有給)、育児短時間勤務(6と7時間から選択、小3末まで)、子の看護休暇(1子につき年度あたり5日、上限なし、半休可)の他、延長保育や病後保育費用を補助する託児補給金制度、ベビーシッター割引制度も設けています。産休前と復職前オリエンテーションを実施し、両立への不安の解消、キャリア形成への動機付けを行うだけでなく、育児休業中のみならず復職後を見据えた男性育休取得促進にも取組んでいます。また2022年度からは出生時育児休業、育児休業の分割取得、不妊治療休暇制度(月2営業日を上限に、年間 24営業日)に係る制度を新設・改定し、「プラチナくるみんブラス」の認定を受けています。
(2)介護関連
介護休業や介護短時間の制度は何回でも分割利用できるなど、社員が使いやすい柔軟な制度を整えています。
(3)漫画による啓蒙
先輩女性社員のキャリアの可視化、仕事と出産・育児の両立支援を漫画で提供しています。
(4)マネジメントセミナーの開催
野村総合研究所・武田佳奈様から部課長向けに「ポストコロナ時代の組織成長の鍵を握るフルキャリマネジメント」の講話をしていただきました。メンバーとの深いコミュニケーション実践に向けて、1on1セミナーも別途開催しています。
【長時間勤務対策からワークスタイル改革へ】
長時間労働の解消から始まった当社の働き方改革は、生産性向上・新たな価値創出を目的としたワークスタイル変革へとステージを変えています。2017年度は、フレックスタイム制におけるコアタイム廃止、所定労働時間の短縮(現在は7時間30分)、時間単位年休を導入しました2008年度からテレワーク制度の導入、2018年度はシェアオフィスの利用開始により、柔軟性の高い働き方が実現できるようになっているだけでなく、新型コロナによる外的要因への柔軟な対応・業務継続も実現しています。(
■ 今後の目標
インクルージョン&ダイバーシティの活動は、制約があっても活躍のできる職場づくりに留まらず、性別や国籍等の属性によらず個人一人ひとりを捉え、多様な個人の成長と、その多様性のつながり・掛け合わせをチームのチカラに繋げて新たな価値創造につなげる”インクルーシブな組織・チーム創りの活動"と位置づけ、その強化を目指していきます。
担当者からの一言
JSOLでは、インクルージョン&ダイバーシティの活動を、「人財の多様性、一人ひとりの最大限の能力発揮、そしてそこから生まれる組織の力に繋げて価値創出拡大を目指す活動に発展させることで、「楽しめる」組織文化の醸成と経営理念を実現するための重要な取組み」と位置付けています。私たちJSOLの最高の財産は「人」(=社員)です。
社員一人ひとりがお互いを尊重し合い、働きがいを感じながら成長しつづけられる会社を目指し、本プロジェクトで多くのことを学び、当社内でのインクルージョン&ダイバーシティという風土醸成に役立てたいと考えております。 そしてこのことが、社会全体のワーク・ライフ・バランス&多様性推進の一助となるよう努めてまいります。