参加企業の取り組み
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Abstract
多様なバックグラウンドを持つ社員が成果を創出するインフラとして、ワークライフマネジメントを推進し、性別問わず仕事と育児の両立を、制度・風土の両面から支援しています。ライフステージに関わらず、「持続的なキャリア形成」と「高いパフォーマンス発揮」の実現を目指して、様々なワークライフマネジメント施策を実施しています。(※)2024年4月1日付の改定
■ WLB支援のためにどのような取り組みをされていますか?
【制度】
(1)勤務時間に関する制度
・育児時間・介護時間(1日2時間までの短時間勤務制度)
→短縮時間分の一律的な報酬減額を廃止(※)
・育児セレクトタイム・介護セレクトタイム(時差勤務制度)
・育児フレックス・介護フレックス(個人単位でのフレックス制度)
(2)育児休業/介護休業制度
(3)休暇制度
・出産休暇(妊娠休暇、産前産後休暇等)、看護/介護休暇、ファミリーサポート休暇、プレミアム休暇 等
(4)復職時保育サポート手当
・認可保育所に入園できない社員を対象に、保育サービス費用を一部会社負担
→配偶者も対象者に追加、勤続年数要件を廃止(※)
(5)配偶者転勤休業制度・配偶者転勤再雇用制度
→配偶者の転勤への帯同を理由に休業又は退職後再入社できる期間を3年から5年に延長。適用対象を海外転勤のみから日本国内も含めた転勤に拡大(※)
→キャリアアップを目的とした休業中の副業を解禁(※)
(6)海外駐在時の子女のみ帯同支援策
(7)出張時保育サービス手当(※)
・国内勤務者が国内外の宿泊を伴う出張時、外部保育サービス費用の実費を補助
(8)ファミサポリモートプログラム(※)
・家庭の事情で日本国内の遠隔地に転居せざるを得ない社員のキャリア継続を支援するため、完全リモートワークを認めるプログラム
【フォローアップ】
・出産育児ハンドブック、介護支援ハンドブックの配布
・出産・育児支援面談、復職前面談、上司向け「復職チェックリスト」配布、復職後フォローアップミーティング
・介護セミナー、介護保険・介護に関する社内制度説明会、介護個別相談会 等
【提携サービス】
・提携保育施設確保(早期復職者対象)
・保活コンシェルジュ(早期復職者対象)
・ベビーシッター割引サービス
・高齢者見守りサービス
■ 今後の目標
予測不可能な非連続的変化の時代には、同質性の高い集団志向だけでは対応が困難であり、自らも向き合う社会(男:女=1:1)と相似形の組織となることで、多様な価値観・知の掛け合わせによる新たな価値創造を目指していきます。そのために、従来推進してきた多様な人財が活き・繋がるための活躍し続けられる環境づくりに加えて、より多くの女性が意思決定に関わる状態を目指し、タレントパイプラインの拡張に一層注力していきます。
担当者からの一言
当社の中期経営戦略GC2024 の人財戦略では、多様な人財が集い・活き・繋がり、新たな価値を創り出す「丸紅人財エコシステム」の進化を掲げています。中でも「多様性」は重要なキーワードです。多様な社員の成長・活躍やエンゲージメントの向上が、企業価値向上の源泉だと考えています。誰もが活躍し続けられる環境づくりに加えて、ジェンダーや国籍、年齢等に捉われない実力本位の配置・任用をさらに推進します。施策や仕組みを導入すること自体を目的化せず、ダイバーシティ推進を社員全員が当たり前に取り組んでいる状態を目指していきます。 研究会では新たな気付きや刺激を得るとともに、社会全体のダイバーシティ&インクルージョンを牽引する存在となりたいと考えています。