参加企業の取り組み

(2026)
本田技研工業株式会社

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参加企業の取り組み紹介

Abstract

*D&IやWLBの理念や基本的な考え方 表層的なダイバーシティ(人種・性別など)と、深層的なダイバーシティ(価値観・性格・信念・性自認・性的指向・知的/精神障がいなど)を掛け合わせることで、一人ひとりが多様な属性と価値観を併せ持つ「究極の個」になると考えています。 Hondaフィロソフィーの基本理念である「人間尊重」に基づき、個々人の違いを尊重し受け入れること、違いの中に価値を見出すこと、そして違いに関わらず全従業員が組織に平等に参画し、その能力の最大発揮ができることこそがHondaのダイバーシティです。

*多様な人材が活躍できる環境づくりのためのD&IやWLB支援


 Hondaは2015年に「人材多様性進化のロードマップを策定」し、計画的に推進してきました。12年目となる現在は、以下の取り組みに注力しています。


 ■女性活躍拡大

 女性管理職数 2030年度に 4倍(2020年度比)に向けて

・女性管理職輩出に向けたポジティブアクションの仕組みづくりと運用強化

 ・母数形成を目的とした仕事と育児・介護の両立支援、女性従業員の採用強化

■多様な個の自律的キャリア形成支援

 セルフキャリアドックとして以下3つの取り組みを実施

・全年代がいつでも受講可能なキャリアデザインセミナー(Eラーニング)

・節目年齢(29·39·49·59歳)を対象としたキャリアデザインセミナー(オンラインライブ形式)

 ・社内外のキャリアコンサルタント(有資格者)によるキャリア相談

■性別に関わらない育児支援策

 <両立支援セミナーの受講機会拡充>

従来の両立支援は年数回のオンラインセミナー(半日)等で提供しており、必要な人に必要なタイミングで知識習得の機会を提供できていないケースがあった。こうした課題を踏まえ、短時間で必要な情報を公平に届けることを目的に約1時間で視聴可能な動画セミナーへ刷新。(倍速視聴やチャプター分割が可能)また、性別に関わらない育児参画やそれを支える職場の支援への感謝をテーマとした事業所におけるポスター掲示やデジタルサイネージも展開。

 <男性育休取得の推進>

 次世代法行動計画に基づき2028年までに育児目的休暇取得率100%を目標に以下を推進

 ・全部門長への制度周知メールの配信

・子が生まれた男性従業員への取得促進案内メールの配信

■障がい者

 ・採用:事業所毎の採用目標を設定、外部で開催される採用説明会へ参加し採用を強化

 ・定着支援:産業医・総務・上司による定期面談、インターンシップによる事前マッチング

 ・環境整備:多目的トイレなどの整備と緊急時の所内動線の点検等

・啓発活動:多様な個が活きる組織づくり実践セミナー(有識者による講義/業務切り出しや配属後のよくある困り事に対するグループワーク)

 ・キャリア形成支援:障がい者向けキャリア相談、キャリアデザインセミナーでの字幕対応

■仕事と介護の両立支援

 ・両立支援ハンドブック(介護関連情報を充実した上でイントラネット上に掲載)

・39歳キャリアデザインセミナーでの情報提供

 ・仕事と介護の両立ナビ (従業員の状況把握及び両立のポイントを紹介)

・仕事と介護の両立 動画セミナー(介護直面層の離職防止・予備群の不安軽減)

■LGBTQ+ 

 ・啓発活動:人事・総務部門向け研修、第一線監督者向け 多様な個が活きる組織づくり実践セミナー(有識者による講義/当事者によるトークセッション/ケーススタディ:カミングアウトされたら)

 ・支援体制:相談窓口の設置

 ・制度・環境整備:同性パートナーへの制度適用、ワーキングネームの運用、多目的トイレ・ロッカー等の設置

 ・外部評価:PRIDE指標 「ゴールド」の獲得(20年より6年連続)

 ・イベント:Tokyo Prideへの協賛(パネル展示、パレード参加)


*今後の取り組みの目標

  マネジメントや従業員が、表層的なダイバーシティだけではなく、深層的なダイバーシティまで認識できるようになり、自分や他者の違いに「価値」を見出し、尊重し受け入れることで、能力の最大発揮が可能であると考えており、その一歩を踏み出すための支援に取り組んでいきます。


*担当者の皆さんからの一言

 当社がこれまで世に送り出してきた業界初、世界初といった数々のイノベーションは多様な個が本気で、本音で徹底的に意見をぶつけ合い生み出してきました。

将来にわたって存在を期待される企業であり続けるために、多様な個が活躍できる風土醸成、環境整備をさらに進めてまいります。