参加企業の取り組み

ライオン株式会社

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参加企業

Abstract

ライオングループは成長戦略の一つに「変革を実現するダイナミズムの創出」を掲げ、従業員が相互に刺激し合って成長し、「自律した個」の躍動により組織全体にダイナミズムを生み出すことを目指しています。「働きやすさ」のみならず、従業員一人ひとりの「働きがい」を追求することで、生産性の向上と新しい価値の創出を図っていきます。

多様な人材が多彩な能力を発揮し、自分らしく働きがいを持って働くことができる環境を目指します。


■ WLB支援やD&Iのためにどのような取り組みをされていますか?

【ワークスタイル】

・テレワーク制度/フルフレックス制度

従業員の多様性に対応した自律的な働き方や生産性向上に取り組んでいます。2021年に制度化したテレワーク制度・フルフレックス制度(コアタイムの撤廃・中抜け制度の新設)が定着し、働く時間や場所の裁量を拡大させた自律的な働き方をサポートしています。

・お助け休暇制度

勤務時間を自己裁量とすることが難しい生産現場の従業員については、育児・介護のみならず家族等の送迎や通院時、学校行事など短時間の所用に対し利用可能なお助け休暇制度(時間単位で特別休暇が取得出来る制度)を導入しています。

【両立支援】

・仕事と育児

有給で取得できる産前・産後休暇、子が2歳まで取得できる育児休業やショートタイムフレックス制度(育児短時間勤務)等、仕事と育児の両立支援施策の拡充に積極的に取り組んでいます。

働きやすい職場環境整備として、本社には子供連れで仕事ができる「親子ルーム」や搾乳室のある「マザーズルーム」を設置しています。

・仕事と介護

介護休業365日、介護短時間勤務(ショートタイムフレックス制度)、介護休暇、医療介護積立休暇(年次有給休暇失効分の積み立て)等、従業員が安心して働き続けることのできる環境整備のひとつとして、介護に関する制度を整備しています。

【人材育成】

・職群制度

仕事を専門領域ごとに区分した「職群」という枠組みを設定し、専門性強化に部門横断で取り組んでいます。社員は、キャリアプランを部門単位でなく、自身の強みとしたい専門領域の観点から描くことができます。


■ 今後の目標

・ダイバーシティ&インクルージョンの推進

多様な価値観や考えを持った人材が、個性や能力を存分に発揮して活躍することを目指します。

・ワークライフエンリッチメントの推進

従業員一人ひとりが、ワークとライフの相乗作用により、人生のWILLを実現できる環境を目指します。


■ 担当者からの一言

ライオンのパーパス「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」を実践する人材集団の形成が、企業成長にとって重要だと考えています。パーパスを起点とするコーポレートブランディングを進めるため、社員のパーパスへの理解や共感、仕事のやりがい、働く環境等の状態把握と向上に向けた要因分析を行うタスクフォースを2021年に発足。データをもとに、従業員が当社で働く価値の実感とエンゲージメント向上につながる環境等の改善に人事部門のみならず組織全体で取り組んでいます。本プロジェクトの参画を通じ、各社様のお取り組みや、専門家の皆様のご知見を学び、社内の取り組みを加速したいと考えております。