参加企業の取り組み

清水建設株式会社

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参加企業

Abstract

清水建設は、多様な人財が生き生きと活躍できる組織文化を育み、持続可能な未来社会を築くことを目指しています。 そのために、ありたい職場の姿を「働きがいと魅力あふれる職場」と定義し、「対話とサーベイ」によって実現させたいと考えています。具体的には、「対話」による意識・行動変革と、「サーベイ」による課題の見える化の取組みを進めながら、「個人の意識・行動変革」、「個人と個人の関係性改善」、「組織の成長」という3つのステップで理想の職場づくりに努めています。

建設事業の枠を超えた不断の自己変革と挑戦、多様なパートナーとの共創を通じて、時代を先取りする価値を創造(スマートイノベーション)し、人々が豊かさと幸福を実感できる、持続可能な未来社会の実現に貢献します。


■ WLB支援やD&Iのためにどのような取り組みをされていますか?

【仕事と生活の両立支援】

・コアタイムなしフレックス勤務制度(スーパーフレックス):育児(子が小学校6年生まで)、介護、通院治療

・積み立てた年次休暇の利用(育児・介護・通院・不妊治療)

・最大6ヶ月までのフルリモート

・ライフサポート休職

・男性の育児休業の取得推進

・ベビーシッター利用時補助

・不妊治療支援金

 

【労働時間削減に向けた意識変革等の取組み】

・作業所におけるスライド勤務(時差勤務)制度の活用

・作業所業務の一部について内勤のスタッフが支援する体制を整備

・全従業員への「仕事可視化ツール」の導入

 

【多様な人財を活かす組織づくり】

・社内イベント「働き方・働きがい改革推進期間」開催

・上司と部下の信頼関係向上を目的とした1on1ミーティングの実施

・個人と個人の関係性構築、職場内の相互成長支援を目的とした職場内対話会の実施

・キャリア自律化施策の検討

・タレントマネジメントシステムの導入整備

・個人のライフステージ(育児、介護等)や事情(傷病、家族など)に見合った人事制度の導入

・LGBTQなどに関する相談窓口の設置・同性パートナーへの制度適用

・障がいのある従業員の活躍推進と、全従業員の意識啓発を目的とした「チャレンジフォーラム」の実施

 ・再雇用制度

 

【柔軟な働き方の促進に向けた制度改正】

・60歳以降の働き方(短日・短時間)の選択制度の導入

・内勤者へのフレックス勤務制度の全面適用

・社宅選択自由化と入居要件の緩和

・テレワーク制度


■ 今後の目標

「働きがいと魅力あふれる職場づくり」に向けた施策の継続的な推進

・「働きがい」の可視化とその向上を図る

・職務・職場・会社への貢献意欲向上と、個人の行動変容や社内連携強化を図る

「働きがい」だけでなく「ウェルビーイング」にもつながる取組み推進

・キャリア研修・キャリアカウンセリングの展開

・治療と仕事の両立を支える制度・施策の導入

・健康経営(食事・睡眠・運動)

・転勤制度、ローテーション制度の見直し検討


■ 担当者からの一言

当社は、性別、国籍、障がいの有無といった外面的な多様性のみならず、個々の専門性や価値観、キャリアなど内面的な多様性を重視することで、自由な発想や新しい挑戦をより一層促進しながら、誰もがいきいきと能力を発揮できる風土を醸成し、企業価値の更なる向上を図っていきます。

当プロジェクトへの参加を通じて、他企業の皆様の取組みや研究結果を当社の取組みへと反映し、DE&I及びワークライフバランスの推進を強化していきたいと考えています。どうぞよろしくお願いします。